【リポート】新春花街祭2012

南地花街の伝統行事「宝恵駕行列」と宗右衛門町の恒例行事「厄除け“お化け”餅つき」が開催されました。

宝恵駕行列

宝恵駕行列の歴史は200年以上前からで、大阪ミナミの芸妓衆が派手に駕籠をくり出して今宮戎神社へ参詣したことに始まりました。宝恵駕行列の最盛期は明治・大正・昭和の戦前と続いてきて、その頃の行列は百挺もの駕籠が華麗さを競い合ったと言われています。

そして宝恵駕行列には芸妓をはじめ、ときの著名人の方々が行列に加わり、盛大に賑わった宝恵駕行列だったそうです。そのような花街の風習を現代に引き継ぎ、毎年芸妓さん、文楽人形、松竹新喜劇、松竹芸能、吉本興業、OSK日本歌劇団の皆さんや芸能人の皆さん、スポーツ界の方たち、福娘さんたちが参加してほんまに華麗でにぎにぎしい行列となって今宮戎神社へと参っています。

福笹配り

夜にも宝恵駕行列が行われています。夜の宝恵駕行列は、宗右衛門町商店街と近隣商店街(心斎橋筋商店街、戎橋筋商店街、道頓堀商店街など)が協力して、宗右衛門町と道頓堀を練り歩く宝恵駕行列で、この夜の宝恵駕行列の終了後には、当商店街の約20~30店舗に“福を持って回る”「福笹配り」という知る人ぞ知る、花街独特の行事も行われています。

厄除け”お化け”餅つき

餅つき

この行事の厄除け餅つきは昭和62年(1987年)に宗右衛門町「マイルームしゅんぱん」の店主とお客様が、それぞれの本厄の“厄落とし”に始められた個人的なイベントでしたが、そのイベントは長年にわたり開催され、現在では当商店街が主催する行事へと引き継がれました。
節分の日の豆まきや恵方に向かって食べる「巻き寿司」と同様、家内安全、厄除招福、商売繁盛などを願う、小さいけれど意味のある地域のお祭りです。

また“お化け”は節分の日に花街(=花柳会)では『お化け化粧』と言われる伝統的な風習があり、その花街の伝統的な風習を現代にアレンジして、“節分の日”にはクラブやラウンジなどで“趣向を凝らした衣装や化粧で着飾って(=化けて)、お客様をお出迎えするお店があります。この厄除け餅つきでも花街の風習を盛り上げていくために「厄除け“お化け”餅つき」として開催をさせて頂いています。


験付けキャンペーン
今年(2012年)度からはこの2つの行事をさらに盛り上げるため『新春花街祭』として宗右衛門町通りを新春の訪れを祝う飾り付けをし、また宗右衛門町商店街振興組合の会員店舗も参加をして、ギフトカード総額50万円相当の『験付けキャンペーン』を開催しました。

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