宗右衛門町の歴史、地域活性化のための活動、商店街に入会される方へのご案内を掲載しています。
まちづくり審査会
審査での基本的な考え方
当商店街の『まちづくり審査会』において、審査(協議)申込みを頂きました案件についての審査(協議)に関しての基本的な考え方は、下記の通りです。
[A] 各種法令や条例、地区計画などに違反(抵触)する事項はないか。
最も基本的な審査・協議は、「各種法令や条例、地区計画などに違反(抵触)する事項はないか。」という点です。これに加えて、「警察・行政などへの必要な各種許可申請・届出が正しく行われているか」を確認させていただきます。
但し、これまでに審査(協議)をお申し込みいただいた皆様の多くは、当商店街「まちづくり審査会」への審査(協議)お申し込みの前に、警察・行政との事前協議や相談を済ませておられる方がほとんどのため、実質的に、当商店街「まちづくり審査会」において、審査・協議すべき事項がなく、「地元協議終了証(地元同意書)」の発行手続きに時間を要した場合がほとんどです。
つきましては、警察・行政との事前協議や相談を済ませた上で、当商店街「まちづくり審査会」への審査(協議)申込みを行っていただくことをお勧めします。
建物や屋外広告物などの意匠(デザイン)について
大阪市「宗右衛門町地区地区計画」のおける建築物等の形態又は意匠の制限として、「①建築物等の形態及び外壁の色彩は、宗右衛門町通り及び道頓堀川のまちなみにふさわしいものとする。また、色彩は原色などを避け落ち着いたものとする。」「②屋外広告物等は、形態・意匠や設置位置について、地区のまちなみに配慮するとともに、点滅するものは設置してはならない。」との定めがあります。
これに基づき、「建物や屋外広告物などの意匠(デザイン)」については、当商店街「まちづくり審査会」での審査(協議)対象となっています。
公序良俗に反するものはもとより、今後の当商店街地区内のまちなみの再生・創造にそぐわないと思われるものは、意匠(デザイン)の変更などをお願いする場合があります。
[B] 安全対策は十分か。近隣事業者(住民)への案内(周知)は十分か。
この点においても、警察・行政との事前協議や相談を済ませた方は、警察・行政からの指導に基づいて、十分な安全対策や、事前に近隣事業者(住民)への案内(周知)を行う計画を立てておられることがほとんどのため、当商店街「まちづくり審査会」では、その内容を確認させていただいている程度です。
但し、「日本有数の繁華街(歓楽街)」「夜の街(アルコール提供店中心の街)」として、他地域とは異なる“特有の事情”もありますので、その点をご説明し、一部、計画の変更や追加の措置・対策をお願いする場合があります。
[C] 今後、当商店街地区内の「活性化」「環境浄化」などにご協力いただけるか。
当商店街は、大阪市の設立認可(大経済商第619号)を受けた当地域で唯一の「商店街振興組合(地域事業者法人)」であり、商店街振興組合法により、当商店街地区内事業者の加入が定められています。加えて、大阪府「大阪府商業者等による地域のまちづくりの促進に関する条例」においても、「地域商業者等の商店会組織等の加入」が定められています。
これらに基づき、当商店街「まちづくり審査会」に審査・協議対象案件に関する、審査(協議)をお申し込みの方に対しては、特段の事情”がない限り、当商店街にご加入いただき、当商店街地区内の「活性化」「環境浄化」にご協力いただくことを「地元協議終了証(地元同意書)」の発行条件の一つとさせていただいています。
但し、審査・協議対象案件の内、「④ 各種工事に伴い道路(橋梁上・水辺遊歩道上)を使用・占用する場合」「⑤ 各種撮影やイベントなどの実施に伴い道路(橋梁上・水辺遊歩道上)を使用・占用する場合」で、審査(協議)申込人が、当商店街地区内に土地建物(または事業所)を有していない場合には、「当商店街への加入」は、「地元協議終了証(地元同意書)」の発行条件からは除外となっています。