宗右衛門町の歴史、地域活性化のための活動、商店街に入会される方へのご案内を掲載しています。
宗右衛門町への出店について
宗右衛門町通りの電線地中化、「石畳の道」の復活、アーチや街路灯など、商店街施設の再整備など劇的に変わる街・・・大阪ミナミ宗右衛門町。
新たな賑わいづくりを牽引する魅力ある店舗の新規出店・開業を求めています。
新たな出店・開業の候補地に、ぜひ「宗右衛門町」を
大阪ミナミ・宗右衛門町は、宗右衛門町通りを中心に東西・約500m、約4.5haのエリアに、100棟を超える建物、600店を超える店舗が存在する、日本有数の繁華街地域です。
この街(商店街)は、南地五花街の一つとして隆盛して来た400年以上の歴史を持ち、現在でもその“町名”が唯一残る街でもあります。かつては、老舗料亭や有名キャバレーなどが多数営業し、「いつかは“宗右衛門町”に店を持ちたい」という声が多く聞かれ、大阪キタの北新地と並んで、日本全国に名を知られた“日本最大級の歓楽街”としての歴史を積み重ねて来ました。
しかしながら、バブル経済崩壊以降、不況の長期化、嗜好の変化・多様化を主な要因に、老舗料亭・割烹などの廃業・移転が相次ぎ、風俗案内所をはじめとする新たな業種・業態の店舗が急増し、路上での客引き行為などが増え、この街を古くからご愛顧頂いて来た多くのお客様から「避けられる街(商店街)」となってしまいました。
この街(商店街)では、平成16年頃から、このような状況を憂う地域事業者の皆さんが増え、地域の環境浄化、活性化に向けた取り組みが本格化しはじめました。「路上置き看板等ゼロ活動の実施」「風俗案内所等規制条例の施行」「大阪ミナミ地域全域の自転車放置禁止区域の指定」「宗右衛門町地区地区計画の施行」など様々な環境浄化への取り組みが実現しました。まだまだ、これら違法行為や迷惑行為を全廃するには至っていませんが、『安全・安心で楽しく遊べる街(商店街)』の実現に向けた歩みが、日々大きく前進しています。
さらに、経済産業省「商店街活性化法」の認定を受け、行政、警察などの支援のもと、平成24年度の完成を目指して、宗右衛門町通りの電線地中化、石畳の道の復活を含めた道路美装化、アーチや街路灯などの商店街施設の再整備など、官民合わせて十数億円を掛けた大規模な街並整備が実現しつつあります。
この街は、今、劇的に変わろうとしています。
このように、街全体の環境浄化が着実に進みつつあり、大規模な街並整備が実現しつつある今、次に必要なのは、この街(商店街)に、魅力ある店舗(付加価値の高い店舗)が増加し、街(商店街)全体の魅力や付加価値を増進させることが最重要課題です。
その最重要課題の解決(実現)に向けて、現在、他地域で多くのお客様に利用され、人気店と呼ばれるような店舗(事業者)の皆様や、これから新たに魅力ある店舗、付加価値の高い店舗を創ることを目指しておられる創業者の皆さんに、ぜひ、新たな出店や開業の候補地として、『大阪ミナミ・宗右衛門町』をお加え頂きたいと考えています。
そのために、宗右衛門町の歴史や現状、さらに将来に向けた展望をご紹介する「リーシング情報ガイド」を制作しました。
ぜひ、新たな出店・開業の候補地選びの参考資料の一つとしてご活用下さい。多くの事業者の皆様の『大阪ミナミ・宗右衛門町』への新規出店・開業を心よりお待ちしております。