宗右衛門町主催のイベント以外にも、アイデア募集やキャンペーン、宗右衛門町をもっと楽しんでいただくための情報提供をしていきます。
- 毎年1月9日(宵戎)、10日(本戎)、11日(残り福)の3日間で100万人以上の参拝者が訪れる「今宮戎神社・十日戎」に合わせて行われる大阪ミナミ地域で最大級の行事が「宝恵駕行列」です。
この「宝恵駕行列」は、元禄期(1688〜1703年)に、南地花街の芸妓さんが船場の旦那衆のかわりに「えべっさん」へと紅白の布や様々な吉兆(子宝)などで飾り付けられた駕籠に乗って、その周囲を間(別名:太鼓持ち、男芸者)が取り囲んで行列を仕立て、「ホエカゴ、ホエカゴ」の掛け声と共に参詣したことが始まりと言われています。
現在では、大阪ミナミ地域の商店街や起業が、同じように飾り立てた「宝恵駕」を仕立て、この伝統行事を継承しています。芸能jんや有名人も多数参加し、「宝恵駕行列」が通る沿道では、多くの人で賑わいます。
『新春花街祭』の中核イベント第一弾は、南地花街の伝統行事「宝恵駕行列」です。
「宝恵駕行列」は、大阪ミナミ地域で最大級の行事で、“商売繁盛で笹もって来い!”の掛け声で有名な『今宮戎神社・十日戎』に合わせて行われます。
当商店街も毎年参加し、“ミス・準ミス宗右衛門町”が“宝恵駕”に交替で乗り込み、旧:南地大和屋前(現:ホテルビスタグランデ大阪西側)を出発、大阪ミナミ地域の多くの商店街などの「宝恵駕」と合流しながら、今宮戎神社に参詣します。帰路の行列は、戎橋まで巡行されます。
また、当商店街では、この「昼の宝恵駕」とは別に、当商店街地域独自の伝統行事として、今宮戎神社への参詣で頂いた“福を街に配って回る”と言う意味を持つ「夜の宝恵駕」を行っています。
宗右衛門町、戎橋筋、心斎橋筋、道頓堀の4商店街の「宝恵駕」が提灯に明かりを灯して練り歩き、昼とは違った風情ある行事となっています。
この「夜の宝恵駕」の終了後、当商店街が独自に“ミス・準ミス宗右衛門町”と商店街役員などが、当商店街地区内の約20〜30店舗に訪問し、商売繁盛を祈願する口上の後、福笹を授与し、各店のお客様もご一緒に「大阪〆」をさせて頂く「福笹配り」も行っています。
この「福笹配り」に合わせて、各店をご予約頂いているお客様も多く“知る人ぞ知る”地域の伝統行事としてなっています。